このタンパク質、規格外

タンパク質は、ヒトのカラダを構成する成分のなかで水分の次に多い栄養成分です。筋肉、臓器、肌、髪、爪、体内のホルモンや免疫物質などもタンパク質から形成されています。タンパク質の摂取は非常に重要なことで、大阪大学蛋白質研究所の書籍の帯に「生きるために必要なことは全部タンパク質がやっている!」と書かれるほど。ちなみに、タンパク質は英語で「プロテイン」といい、「生命にとって基本的な物質」という意味のギリシア語の「プロタ」が語源といわれています。

※「噛み込める」とは…食事をする際に重要な「咀嚼(そしゃく)」に大いに貢献し、七面鳥からタンパク質を摂取している感覚を弾力から感じさせてくれる、生き物のいのちをいただき、噛みしめることで得られる感謝と満足感のこと言う。(松下個人の見解)
しまんとターキーのタンパク質(その他栄養成分)
タンパク質 25g/100g
炭水化物 0.1g/100g
脂質 1.6g/100g
エネルギー 115kcal/100g

七面鳥は高タンパク質、低脂質な食材の代表格です。
タンパク質はカラダをつくるうえで必要不可欠な食材であり、1日におよそ60gを取り込む必要があります。
朝・昼・晩の3食でバランスよく20g程を摂取するのが大切だと言われています。

近年、筋力トレーニング、ボディメイク、健康寿命、人生100年というキーワードが、多く聞かれるようになりました。
適切な運動と正しい食事で健康で丈夫なカラダが得られます。

七面鳥は人間の生活に大きな恵みをもたらしてくれています。

また、七面鳥の肉質の特徴はうま味と並び、「ほどよい弾力」にあります。
しっかり食材を「噛み込む」ことで、咀嚼(そしゃく)を促し、
食材から得られるエネルギーをよりカラダに浸透させる。

タンパク質を意識した日常を。

※日本食品標準成分表
※つくば分析センター試験結果報告書(PDFデータ)

アスリートは、誰よりも自身のカラダのことを理解しており、誰よりもタンパク質を必要としています。あの強靭で美しいカラダの源は、日々の想像絶するトレーニングの賜物であることは間違いありません。そのトレーニングと関わりが深く、必要不可欠なものが「食事」です。私自身、日本体育大学を卒業しており、この部分は多いに理解ができます。
しかしながら、ここでお伝えしたいことは、この「運動と食事」の関係が必要なのはアスリートだけではないということ。近年、健康寿命、人生100年時代というキーワードが多く聞かれ、食事、運動に興味を抱く人は増加しています。「適切な運動と適切な食事」この大切な循環を誰よりも発信できる存在、それが「アスリート」だと考えています。
また、在学中は、食事について考える時間は十分にありましたが、それがどのようなにして、どのような場所で、どのような人が生産しているのかを考えたこともなく、考える機会もありませんでした。
「食べる」ことが当たり前になり過ぎていると…。
大野見のような地域では超高齢、少子、人口減少というニッポンの社会問題が押し寄せています。タンパク質を通して、アスリートとの関係をつくり、中土佐町と関わり、高知県と関わりを持つことで、ニッポンの社会問題最先端地域である中土佐町からカラダのミライと大野見のミライを考えたい。「アスリートにターキーを」という言葉にはこんな想いを込めています。 松下昇平
日本体育大学 体育学部 体育学科(07A0576)卒
中土佐町スポーツ振興監(令和2年度から)

そんな「タンパク質」が危機(クライシス)にあると言われています。
現在、世界人口は増加しており、今後もさらに増え続けるという予測がされています。
人間が生きていくうえで必要とするタンパク質とそれを補うタンパク質の供給量のバランスが崩れ始めると警鐘がなされています。
しかしながら、これまで通りの形で生産量を増やせば良いということではなく、地球への負担も考えなければなりません。
タンパク質を生産する商店として、持続可能なタンパク質摂取についての取り組みも進めたいと考えています。

平成30年(2018年)8月、学校法人日本体育大学と中土佐町の間で「体育・スポーツ振興に関する協定」を締結。スポーツや食育を通じて、健康づくりを考える取り組みが始まりました。
松下商店は、中土佐町教育委員会より「中土佐町スポーツ振興監」を拝命。日本体育大学との連携協定を軸に、「健康なカラダをつくる」活動の企画運営に取り組んでいます。

FMラジオ番組にてタンパク質王子こと、松下昇平が熱い思いを発信します。
この番組は「シチメンチョウとタンパク質」の魅力をお伝えしたいという気持ちから始まりました。
2019年9月から「タンパク質王子のマンデイターキー」が始まり、2020年4月からシーズン2に突入。